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知覚過敏

知覚過敏

冷たいものを飲んだ時や、歯ブラシが当たった時に歯がしみることはないでしょうか。虫歯ではないのにこのような症状がある場合、知覚過敏の疑いがあります。

テレビCMでも数多く放送されており、最近では一般的に広く知られるようになりました。日本人の3人に1人が知覚過敏とのデータもあり、非常に身近な症状です。

このしみる痛みは、歯のエナメル質の内側にある象牙質が露出することで起こります。

象牙質の中には目に見えないトンネル状の管が無数に走っており、歯の内部の神経につながっています。むき出しになった象牙質に刺激が加わることで、直接神経に伝わり、一時的にしみる痛みが出る、これが知覚過敏です。

知覚過敏の原因

知覚過敏の原因
  1. ■オーバーブラッシング
    • 歯磨きの力が強すぎたり、毛先の硬いハブラシでゴシゴシ磨くと歯の表面のエナメル質が削られ、象牙質が露出してしまいます。また歯ぐきが下がってしまう原因にもなります。
  2. ■歯ぎしり、くいしばり、TCH
    • 歯ぎしりや食いしばりなどで、強い力が持続的に歯にかかると、力の集中する歯の根元のエナメル質がポロポロとはがれ落ちます。そうなると、象牙質がむき出しになり、しみる原因となります。
      歯ブラシの力が強いと柔らかい象牙質はさらに削れ、凹んだような状態になります。歯の根元がこのくさび状に欠けた形をしていると、歯ぎしりやくいしばりが疑われます。
    • 最近ではTCH(歯牙接触癖:Tooth Contacting Habit)も原因の一つと考えられています。通常は1日24時間の中で上下の歯が接触するのは、わずか15〜20分しかありません。上下の歯を咬んでいる状態が長く続くと、顎関節症や知覚過敏、歯周病など様々な症状を引き起こします。
  3. ■歯周病
    • 歯周病が進行すると歯ぐきがやせてきて根の表面が露出すると、知覚過敏を引き起こしやすくなります。
    • 歯周病の詳細はコチラ
  4. ■酸触症
    • 黒酢やリンゴ酢、炭酸飲料など酸性のものを過剰に飲みすぎると歯が溶けてしまい、歯がしみる原因となります。また逆流性食道炎のような胃酸の影響で生じる場合もあります。

知覚過敏の治療

知覚過敏の治療
  1. ■原因療法
    • 歯ぎしり/くいしばり、TCHの改善
    • ブラッシング指導、食生活の改善、歯周病の治療
  2. ■対症療法
    • ・知覚過敏予防の歯磨きペースト
    • ・コーティング
    • 露出した象牙質に一層コーティング材を塗布し、刺激をシャットアウトします。歯を削る必要がなく、見た目も変わらず効果の高い治療法です。
    • ・レジン充填
    • エナメル質が大きく欠けている部位にレジン(プラスチック)をつめることで外からの刺激を遮断します。
    • ・予防歯科
    • 予防歯科の詳細はコチラ