診察内容について・小児歯科
小児歯科
フッ素は歯質(歯質だと専門用語?歯のほうがいい?)と菌に対する作用があります。歯の主成分であるハイドロキシアパタイトの結晶性を改善することで、歯を強化し、酸に対すて強い歯を作ります。
虫歯菌に対しても歯を溶かす酸の産生を抑制し、抗菌作用を示します。
フッ素塗布は、うがいのできない小さな子から使用できる、効果の高い虫歯予防法です。乳歯で40〜50%、永久歯で20〜30%の予防効果が期待できます。
当院は新潟市フッ素塗布事業の委託医療機関です。現在保健所で行っている4歳児未満のフッ素塗布は市の助成事業により、¥1140で行っています。
4歳以上のお子さんに関してもフッ素塗布をおこなっております。ほとんどの場合、定期検診や虫歯治療の際に一緒に行いますので、お気軽にお問い合わせください。
シーラントとは、奥歯の溝を薄いプラスチックで塞ぐ方法です。
奥歯の溝は深く複雑な形のため、歯ブラシの毛先が届かず虫歯になってしまうことがありますが、シーラントであらかじめ溝を塞ぎ、虫歯を予防します。
溝の汚れを落とし、光で固まるプラスチックで覆うだけなので処置時間は短く、数分で終わります。